『仕事なんか生きがいにするな』を読んで

泉谷閑示先生の『仕事なんか生きがいにするな』を読みました。

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読もうと思ったきっかけは

HSP専門カウンセラーの武田さんの本やセミナーの中で何度かお名前を

伺っていたからです。

 

「頭」と「心=身体」は別なんだよ

っていうのが、とてもしっくりきたのでした。

 

それで、泉谷先生の本を読んでみたいと思ったのです。

 

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『仕事なんか生きがいにするな』の本は

正直に言うととても難しい内容でした。

 

現代の「簡単」「分かりやすい」商品に慣れている自分にとっては

咀嚼して、実生活の自分の行動に落とし込むまでに

もう何回か読んだほうがいいなって感じです。

 

せっかくなので記録用にレビューを残してみたいと思います。

 

まず

『労働』と『仕事』は別物であるというお話を面白く感じました。

夏目漱石の作品など引用しながら説明されていらっしゃいました。

 

食べるために奮起していたハングリーモチベーション時代から

全てが満たされている環境で育った現代っ子への移り変わりが

生きる意味が分からない、見いだせない若者を増やしている、と。

 

『労働』は食べるため、お金を稼ぐための手段

『仕事』は後世に残るような文化的な創造

 

これを読んで、とっても納得しました。

(資本主義の話はちょっと理解に至らなかったのですが…とても関係します)

 

私自身、社会人になってから2年も同じ場所で働けたことはありません。

今はフリーランスとなって、(しかも稼いでいないフリーランス)

お金を得るためになんでもいいから働こうとは思うのですが

どうにも続きません。

 

それは、『仕事』がしたいから。

自分のすべてを表せるような『仕事』を求めているから。

お金を得るためだけの手段である『労働』が辛くてたまらないんだな、と自分の身に落とし込むことができました。

 

それで

 

そのあと、ものすごい苦しみを感じました。

では、結局私は何ならできるんだ?何をして生きればいいんだ?

私が生きる意味は何なのだ?と。

 

生きる意味は自分の中に、しかも意味を探すことでその延長線上に存在するのだそうです。

だから決して人に教えてもらえたり与えられるものではないんだそうです。

 

できるならば

普通の人と同じように、仕事に熱中したり

もしくは

仕事をとりあえずこなしてプライベートを楽しんだり

普通に過ごしたいのです。

 

と思っていたらこんな本を見つけました。

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ありがとう泉谷先生(笑)

 

きっとこちらも小難しいので、少し脳みそを休めてから

読もうと思います。

 

読んだらまたここで

感想をお伝えしてみますね